写真は内容と全く関係ないです(笑)
あっという間で気づけば年末だし、今年のまとめ第1弾ってことで。
最近では無いですが、はじめて経験することがあったので内容を記事にしました。タイトルの通り、マルチ勧誘されました。
もちろん入会はしていません。完全にマルチ商法とは断定できないが、明らかに怪しいところがあったのでおさらい。
はじめに
- 決して「オフ会は怖い!参加するべきではない!」と言いたいわけではありません。楽しむことは大事ですし「中にはこういう人もいるんだなー」って気持ちで読んでいたでけると幸いです。
- 特定の団体、個人等を中傷する目的で投稿したわけではありません。あくまで、筆者の実体験を基にまとめたものです。
発端
はじまりは、某ガジェット系メディアのオフ会に参加した時のこと。
A氏(以下A)が筆者の隣を座り、ひとこと挨拶。そこから会話が盛り上がりました。
ガジェットなどの趣味や話も合い、イベントもあっという間に終わり、連絡先を交換して「また次回、会いましょう!」とその日は解散しました。
当時、筆者はオフラインでも同じ趣味の話ができる人ができて「やったぜ。」という気分。
その後も、Aとは連絡を取り、ちょいちょい食事する機会が増え、「最近あれ買った」や「あの端末欲しい」とかいった話もしてました。
今思えば、だいたい月に2〜3回ペースで会ってましたね。
その後のお誘いからの…
Aから「今度、オーナーの店を貸し切ってパーティー開くから、良かったら来ない?」とお誘いをいただいきました。
「ちょっとした合コンみたいな感じでしょ」という軽い気持ちで参加しました(この時からちょっとは気づけ)
合コンでは無かったけど、普通に楽しかったです(爆)
そこから何ヶ月が過ぎ、久々に「ご飯食べようぜ!」とお誘いがあったので行きました。そして突然、食事中にこんな本を勧めてきました。
筆者はこの本の存在を知っていました。知っている方ならもう既にお察しかなと。
学生時代にネットワークビジネスにハマった同級生がいて「そういや、この本を勧めてたな…」っていうのを思い出しました。
簡単に説明すると、この本はよくマルチ商法やネットワークビジネスのバイブル本として使われています。内容で「よき師(師匠)をつけるべき」「あなたをサポートしてくれるグループを見つけるべき」と、うまいことマルチ商法へ繋げている内容が書かれています。
詳しく書くとかなり長くなるので「金持ち父さん貧乏父さん マルチ」でググってみてください。色々とヒットします(お察し)
こういうこともあって、元々この本には良いイメージがありませんでした。
薄々マルチだと気づいてはいたけども「すぐ決めつけるのは良くないよなー」と思いつつ、Aの話を聴いてました。
Aにも学生時代の話をしたら、「それ偏見だよ!この本は誰でもわかりやすく書いてあるから、そういう商材にもよく使われているんだよ」と言ってました。まあ、そうでしょうね。実際そうですから。
その後、読んでみましたが、本自体は面白かったです。お金の勉強にもなりましたし。
でも、この本を勧められたらほぼマルチ勧誘だと思って大丈夫です。
これ以外にも、さまざまな本を勧めてきましたが、後々ググってみたら全部マルチ勧誘でよく使われている本でした!!*1(デ デ ド ン)
この時、Aからは尊敬している師匠がいて「ぜひ会わないか?」とお誘いがきました。
ちなみに筆者は先程のパーティーで会ったことがあるので、その方とは顔見知り程度の人でした。
Aが本を勧めてきてから、お金と将来の話が多くなってきました。この頃からは趣味の話はほとんど無くなりましたねー
突然のBが登場。そして断る。
そこからAは、やたら師匠に会わせようとしていました。
と同時に、Aの仲間であるB氏(以下B)が登場してきました。Bも以前、パーティーで一度、会ったことがあり「あ、あの時のー!」みたいな感じで話が弾む弾むこと(普通に話しているぶんには楽しい)。
そのうち話が急展開し、AとBが同時のタイミングで「弟子にならないか?」と誘ってきました。(まだ2〜3回ぐらいしか会ってないのに、急すぎない?)
「休日にセミナーやってるから是非!」とのことで。この時にバッサリ「今後あなたに関与しないのでNG」と言っておけば後々楽だったなーと思ってます。そこに関しては反省点。
そこから、週に何度か、オンラインで飲み会もしてました。
普通の飲み会で楽しんでいましたが、ここでも段々と将来の不安がうんぬんかんぬんから話題が始まり、いつもの師匠の話に繋がりました。「またかよ」って感じですよね。
ここでも「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだ方ならわかりますが、本に出てくる「ラットレース」「Bクワドラント」「独立」といったキーワードが常に出てきましたね...
気づいたら、完全にノリと勢いで勝手に勉強会に参加することになっていました。
もちろん弟子入りする気なんて全くありませんでした。その後、AがBに連絡してきて「おー!ついに決めたか!いいねー!」みたいなこと言ってました。相手はニッコニコで拍手してましたね。
「これ以上、マルチを探るとやばいなー」と察し、改めて色々と調べ、案の定、マルチ商法でしたよと。
後日、改めて断りの連絡をして、キレイに関係を切りました。
断るときには「さようなら^〜」みたいな感じで別れるとバッサリ関係切れるのでおすすめ。
ここで批判をすると、別の手法でまた言葉を投げかけてきます。時間の無駄。向こうは断られることに関して慣れているので「以下無限ループ状態」です。バッサリと逃げましょう。
まとめと反省
最初はオフ会で意気投合し、趣味仲間として楽しんでいましたが、会うたびにだんだん話がズレ始め、気づいたときにはお金・独立・師匠界隈の自慢話しかしていませんでした(途中から完全に向こうの自己満足だった)
確かにお金は大切ですし、Aを始めとする方のおかげで勉強になったこともありました。ですが、あまりにも押しつけが強すぎるのとマルチ臭がひどかったですね。
改めて考えると、怪しいなと思うポイントがいくつもありました。
- やけに会いたがる
→会うたびに、次回は「いつ空いてる?」「じゃあ、次は○曜日に会おうぜ!」みたいな感じで必ず話をすすめてくる
→実際は、早く獲得させて利益を得たいだけ
→「オンラインで良くね?」と言ったが、やっぱり会って話すほうが楽しいと言ってくる(ただ勧誘したいだけ) - 「忙しい」とよく言っている割には、やたら会いたがる
→あれ、忙しいんじゃないの??? - 関係者界隈が同じ場所の近くに住んでいる
→界隈とできるだけ多くの時間を一緒に過ごすため(この記事に出てくる登場人物も全員近場に住んでましたね...) - 「マルチじゃないよ!安心して」と言ってくる
→いいえ、マルチです。
入会したわけでは無いので絶対にとは言い切れませんが、今回のケースはおそらく労働マルチ系だったと思われます。
よくありがちな商品の勧誘では無かったので、一番タチの悪い勧誘商法ですね。勧誘の目的を告げていなかったので尚更。
もっと早くから丁寧に断るべきだったものの、対応が面倒くさくなってたら、入会させられる寸前までの状態になったのは自己責任でもありますが、何か宗教みたいな空気がありましたね。もはや洗脳。
今回の経験で、こういう世界もあるんだなーという勉強にもなったし、ポジティブに捉えてます!
社会人になってから、自分の夢リストを書くことが無かったし、ここだけは活用できましたね。マルチ勧誘関係なく、タスク管理感覚で書けば何かしらは出てきますよ〜
あとは、今思えばAをはじめとする相手が「おれは金持ちだぜ^〜」と言っておきながら、ご飯行った時のメシ代は毎回割り勘でしたね(爆笑)サ○ゼだけ奢りだったなー
他にも、
- 「おれはあなたの年収を倍にすることができるから!もっと自信持って!」
- 「おれは十分稼いでいる!おれの年収○万^〜!」
とか言ってきたのが懐かしい(大爆笑)
ちなみに今回の経験を記事にしたのも、A本人による「本を読んで思ったことは、人に話したり、ネットでレビュー書いたりすると記憶に残りやすいよ」というアドバイスのもと、文字に起こしてみました(皮肉)。おかげで記憶が蘇りました。ありがとう!!!
これらは何かしらトラブルの原因にもなるし、人との付き合い方も気をつけなければならないなと考えるいいきっかけになりました。
一番はマルチ商法自体より、強制的に入会させようとする押し付け行為が問題。
こちらとしては、単純に趣味を楽しみたいだけなんですけどねえ。
実際、オフ会などで仲良くなったら勧誘目当てだったっていうケースはあるらしいけど、まさか自分もオフ会繋がりでこうなるとは思わなかったぜ...
*1:他に紹介された本:トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」